エマースは昨年3月に代役でのUFCデビューで今日のメインに出場するギガ・チカゼと対戦し、テイクダウンで攻めて接戦まで持ち込んだがスプリット判定負け。2戦目は逆に代役で出てきた階級下の相手に流しての判定勝ち。2月に3戦目が組まれていたが、対戦相手が入場した後に、エマースが背中のけいれんを起こし欠場となった。UFC史上、一方の選手が入場後に試合が中止となったのは初めて。
サバティーニはUFCデビュー戦が対戦相手のハファエル・アウベスのUFC史上最多11.5ポンド、一階級上のリミットをもオーバーする計量失敗により消滅している。今年4月に仕切り直しで組まれたUFCデビュー戦ではテイクダウンからポジションを取っての展開で2Rまで圧倒していたが、3Rに入り疲れたのか露骨に距離を取り逃げに入ったものの判定勝ち。
距離を詰めるエマース。サバティーニのタックルにパンチを合わせてカウンターでヒット！ダウン気味に倒れたサバティーニ。上になったエマースがマウントを狙う。ハーフに戻したサバティーニ。ニーシールドから足関。サバティーニは内ヒールを狙う。エマースはアンクルを仕掛けるが、仕掛けている足をロックしていない。サバティーニの内ヒールでエマースタップ！
タップ後も立てないエマース。
サバティーニはヒールでの勝利が3つ目。足関が得意な相手にエマースが不用意に足関で対抗しすぎたか。サバティーニの方も相手が足関に付き合ってくれての勝利で、そこまではずっと押されていたため、勝っても喜ぶ様子はなし。
