メインカードのMMAの試合のみ。
トニー・ララミー 1.50
山内渉 2.50
ララミーの契約消化マッチ。伊藤に負けた時点で、フライ級ではあまり強くないことを露呈。逆に、山内に負けるようだと、適度な咬ませ犬要員として需要がありそうだが。
カード発表会見でRoad To UFCを目指しているとコメントして物議を醸した山内。松嶋同様、契約縛りなしの1試合契約と思われる。
スタイル的にはララミーの方が相性がいいが、ララミーをあまり評価していないので山内判定勝ち。
キ・ウォンビン -
キャプテン☆アフリカ -
オッズ情報なし。
ウォンビンは韓国大会のメインでサトシとの対戦が組まれたが、その時点で複数試合契約だったと思われる。サトシ相手は厳しすぎたが、RIZINレギュラーライト級ファイターとはちょうど釣り合う実力。
アフリカは修斗世界王者&地元枠にも関わらず第3試合という扱い。昨年7月に大尊伸光に勝ってベルトを獲得したが、翌月のROAD FC70kgトーナメント一回戦では1RKO負け。今回はそれ以来1年2ヶ月ぶりの試合で、40歳になってからの初ファイト。
ストライカー vs. 柔道ベースのグラップラー対決。年齢的にも打撃に対して反応が鈍く、打たれ弱くなってきているアフリカが厳しいか。ウォンビンKO勝ち。
鹿志村仁之介 1.45
安井飛馬 2.55
鹿志村は打撃が成長してきているが、6月の北海道大会では後藤相手に打撃に付き合いすぎて判定負け。ここ5戦ではそれ以外は一本勝ち。
安井は大晦日の試合では黒薔薇くん(鈴木博昭)から簡単にテイクダウンを奪う展開で上から攻められたが、鹿志村相手にはテイクダウンを狙っていくことはなさそう。安井が勝つには、後藤と同じくグラウンドに付き合わず打撃で上回る展開が一番あり得そうだが、過剰にテイクダウンを気にするようだと、打撃でも押される可能性がある。
鹿志村判定勝ち。
雑賀“ヤン坊”達也 4.75
ヌルハン・ズマガジー 1.15
パンクラスライト級王者ヤン坊だが、地元枠の金太郎より前という扱い。2022年はRIZINに初参戦したが江藤相手にテイクダウンされて何も出来ず、翌年代役で再登場するも、アブドゥルカリコフ相手に得意の打撃で押されて1RKO負け。昨年はRoad To UFCのワンマッチでキ・ウォンビンと対戦したが、開始直後に左フックでダウンを奪ったものの、失速し逆転KO負け。外部のイベントでは3連続フィニッシュ負け中。
初参戦のズマガジーはカザフスタンでダウトベックのチームメイト。まだ24歳。カザフスタンのAlash Pride王者だが、王座を獲得した後の今年の2月・5月の直近2試合(ノンタイトル戦)は、対戦相手が露骨に格下で、まだ評価できるかどうか未知数な部分が多い。
ズマガジーが思い切りのいい打撃を武器にしているので、ヤン坊としては願ったり叶ったりの相手ではあるが、撃ち合いになると若くてダメージの蓄積も少ないズマガジーに分がある。ヤン坊が先にパンチを効かせなければ、徐々にズマガジーのペースになりそう。
ズマガジーKO勝ち。
金太郎 1.57
リ・ユンフォン 2.35
金太郎は直近1勝6敗で、勝った相手もRIZINレギュラーではないダイキ・ライトイヤー。もうRIZINに出るレベルではない戦績だが、関西ご当地枠としてはまだ利用価値が認められているのか。
相手は昨年のRoad To UFC一回戦負けのユンフォン。今年に入ってから地方大会で3連続起用されている中国人ファイターだが、今のところご当地枠ファイター相手に返り討ちにあっている。中国で知名度を上げたいという目的のようだが、今のところ連れて来る選手がRIZINレギュラー末端の選手にも勝てないので、あまり有効に働いていないように思える。
金太郎判定勝ち。
貴賢神 1.45
MAX吉田 2.55
キックの試合に出ているMAX吉田だが、別にキックボクサーではなく、もともとプロレスラーで、ヘビー級の選手が少ないので咬ませ犬で呼ばれているだけ。今回は37歳でのMMAデビュー戦。
いくら貴賢神でも、さすがにこの相手に負けるのは難しい。貴賢神KO勝ち。
中島太一 2.00
後藤丈治 1.71
海外のブックメーカーでは後藤がフェイバリット。ともにRIZINレギュラーに入っているか微妙な者同士。勝った方が今後レギュラー選手との対戦に進める試合。
実績では中島。打撃で中島が上回るようだと、後藤は組みに行ってもテイクダウンを奪えずジリ貧になりそう。ただ、アップセットを起こす力を持っているのは後藤の方か。
中島判定勝ち。
宇佐美正パトリック 1.29
桜庭大世 3.25
桜庭は中村大介戦で打撃・グラウンドともにDEEP中堅以下レベルだったことを露呈し、デビュー戦で矢地をKOしたのはまぐれだったことがバレてしまった。試合2週間前にQUINTETドバイ大会でグラップリングの試合に出ていたが、そんな余裕はあったのか。どちらかと言えばストライカーの桜庭にとっては、打撃で勝てない宇佐美は相性最悪の相手。負け方によってはRIZINでの居場所がなくなる可能性もある。
宇佐美KO勝ち。
ケイト・ロータス 1.77
イ・ボミ 2.10
ケイト・ロータスは兵庫出身の地元枠だが、試合順は休憩後。相手のボミは去年デビューしたばかりで先月3戦目を戦ったばかり。
順当にケイトKO勝ち。
摩嶋一整 2.60
木村柊也 1.43
摩嶋が序盤はテイクダウンでリードする展開になりそうだが、RIZINデビューから3連敗した時は、いずれも中盤から失速しての逆転負け。さすがにその欠点は克服していると思うが。
木村はケラモフ戦は健闘したが、打撃を効かせることはできず。KOするなら序盤になるだろうが、目が慣れてきてからだと摩嶋の組みに苦しめられる展開になりそう。
摩嶋判定勝ち。
ヴガール・ケラモフ 1.14
松嶋こよみ 5.00
松嶋は単発契約・マッチングなしでのRIZIN出場。勝ったらそのまま勝ち逃げされる可能性もあるが、RIZINとしてはそれでもいいのか。ケラモフ相手には勝てないという判断か。
ケラモフは6月の木村戦で勝ったら7月の超RIZINのでタイトル挑戦という話だったはずだが、負傷により挑戦が流れ、挑戦権自体もなくなった模様。相手が初参戦の松嶋だと、仮に秒殺したとしても、挑戦者候補としては2番手以降のままだろう。
松嶋はこのところ打撃を効かされる試合が増えている。アップセットを起こすだけの力は持っていると思うが、厳しい試合が予想される。オッズもセミのタイトル戦に続いての大差。
ケラモフKO勝ち。
伊澤星花 1.07
大島沙緒里 9.50
今大会一番の大差のオッズ。大島はRIZIN4連勝で、前戦では浜崎に勝った須田萌里を下しているので挑戦者候補筆頭なのは間違いないが、本来はさらに下の階級がベストの選手。同じ柔道ベースで強みも似ているので厳しい。
伊澤判定勝ち。
秋元強真 1.20
萩原京平 4.00
萩原の地元関西とはいえ、タイトルマッチをセミに回すほどの試合なのか疑問。萩原は直近2連勝は、相手が弱すぎてどの程度成長しているのかわからない。
秋元判定勝ち。
オープニングファイトは11時半開始。本戦開始は13時。
速報します。