格闘技徒然草

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UFC Fight Night275:第4試合・コルビー・シックネス vs. ヴィンス・モラレス

バンタム級。Tapologyのランキングは78人中シックネス70位、モラレス50位。

オーストラリアのシックネスは26歳。UFC1勝1敗。キャリアでは8勝1敗(2KO・2一本勝ち)。王者ヴォルカノフスキーのトレーニングパートナー。昨年2月のシドニー大会でUFCデビューするも、イリア・トプリアの兄アレクサンドレに打撃で押される展開で判定負け。2戦目は昨年9月のパース大会で、同じくUFC初戦を落としているジョサイアス・ムササにまたも打撃では押されていたが、グラウンドに穴があるムササをテイクダウンから攻めて判定勝ち。第2試合のミケイレフと同じく、UFCデビューから3戦連続でオーストラリアでの試合。

アメリカのモラレスは35歳。UFC3勝8敗(1KO勝ち)。キャリアでは16勝10敗(7KO・5一本勝ち)。打撃と、絞め系サブミッションが武器で、特に変形ペルヴィアン・ネクタイを得意技としている。一度UFCをリリースされた後、朝倉海のスパーリングパートナーとして来日していた2023年12月にRIZINで試合が組まれ、元谷を打撃で押す展開で判定勝ち。ローカル5連勝でUFCとの再契約を決めている。しかし、UFCでは5勝2敗のタイラー・ラピルス、現在3連勝中のエライジャ・スミス、メキシコのプロスペクト・ラウル・ロサスJr.に3連続判定負け。相手が悪かった感がある。

オッズはシックネス1.77倍、モラレス2.10倍。

両者オーソドックス。すぐに距離を詰めてパンチを打ち込むモラレス。シックネスは後退しながらパンチを出すが、ケージまで詰めたところでモラレスがダブルレッグでテイクダウン。シックネスはギロチンで抱えるが外れた。背中を向けて立ち上がるシックネス。モラレスがスタンドバックからシングルレッグに切り替える。離してバックヒジを入れるモラレス。バックを取ったシックネス。背中に乗るシックネスだが、モラレスが前に落とす。シックネスがガードから腕十字。さらに三角に移行する。足で完全にクラッチするシックネス。腕十字に切り替える。腕が伸びたが、体をまたいでディフェンスするモラレス。しかし再び極めに行くシックネス。なんとか耐えるモラレス。今度は三角に戻すシックネス。再び腕十字に戻すシックネスだが外れた。上で押さえ込むシックネス。亀になったモラレスのバックにつこうとするが、足のフックを外してモラレスが上に。上から押さえ込んだまま1R終了。

2R。モラレスがまた詰めていく。右をヒット。ケージまで下がったシックネス。シックネスが前に出たところでワンツーを入れるモラレス。シックネスは1Rの攻めで消耗している。ジャブを出して詰めるモラレス。ローをキャッチしたシックネスが足をたぐってスタンドバックを狙うが、モラレスが引き剥がす。モラレスも動きが落ちているが、休まず打撃を出していく。シックネスは下がりながらミドル、前蹴りを入れる。キャッチして組みに来たモラレスにバックエルボーをヒット。しかし下がらないモラレス。シックネスはシングルレッグに。テイクダウンをこらえるモラレス。モラレスが背中を向けた。シックネスがスタンドバックからテイクダウンを狙うが、クラッチを切ったモラレスが離れることに成功。再び詰めるモラレス。シックネスが前蹴りを腹に入れる。モラレスは手数が減っている。シックネスが距離を取って蹴りを入れていく展開が続く。2R終了。

3R。またも詰めていくモラレス。飛び込んでクリンチアッパーを連打する。再び手数が増えてきた。左ボディから右オーバーハンド。シックネスは右オーバーハンドを連打する。左右のコンビネーションを入れるモラレス。ケージを背負ったシックネスだが、首相撲からヒザを入れて逃れる。モラレスが組んでケージに押し込むと、ボディロックからテイクダウン。しかしグラウンドには行かず立たせた。モラレスが右のダブルをヒット。効いた。足元がふらついているシックネス。タックルで逃れようとするシックネスだが、モラレスががぶると得意のペルヴィアンネクタイ。頭の後ろにかかった足を外して逃れたシックネスだが、モラレスがバックマウントに。首を狙うが時間がない。パウンドに切り替えたモラレスだが、シックネスは足で阻んだ。タイムアップ。

ジャッジは三者とも29-28でシックネス。3Rのモラレスの攻めを凌いで逃げ切った。