序盤はスタンドで組んで膝、ショーグンのテイクダウンをクリアして上になったアリスターのペース。ショーグンは何度も外掛けテイクダウンを狙うが、バランスがいいアリスターは倒れず、逆に上に。がぶった体勢になると、必殺のフロントチョーク。あるいはそれをフェイントにしての四点膝。完全にペースを握っていたアリスターだが、４分過ぎくらいから徐々にショーグンが盛り返していく。テイクダウンを奪うと、猪木アリから踏みつけ。必死に足首にしがみついていくアリスターの顔面を蹴り上げる。サイドからマウントに移行したショーグンは、顔面にパンチラッシュ。アリスターもガードして決定打はもらわないようにしていたが、次第に動きがなくなり、レフェリーストップ。
凄い試合。両者持ち味を出し切った。そりゃ高田も鳥肌立つわ。最後はストップ後にアリスターがすぐ立ち上がってはいたけど、ストップは妥当。アリスターはスタミナ切れなのか？序盤圧倒していたのに、すぐに劣勢になってしまった。
ショーグンは攻めが荒いが、勢いがある。ケガがなければアローナvsショーグンの決勝になるが、アローナが押さえ込みきるか、それをさせずにショーグンが打撃で攻めるか。きわどい勝負になりそう。
