フェザー級。エメット8位。ザラル9位。
エメットは40歳。UFC10勝5敗(4KO勝ち)。キャリア19勝5敗(7KO・2一本勝ち)。フェザー級ランカー最年長。師匠ユライア・フェイバー譲りの運動量の多いスタイルで、相手の意識を飛ばす右の強いパンチが武器。直近4戦は1勝3敗で、ブライス・ミッチェルには右オーバーハンドが炸裂してKO勝ちしたが、前戦のレローン・マーフィー戦では右が不発で空回りし、打撃をもらう展開で僅差の内容だったが判定負け。
モロッコのザラルは29歳。UFC7勝3敗1分(3一本勝ち)。キャリア17勝5敗1分(4KO・9一本勝ち)。2020年に契約した際は3連勝からの3連敗でリリース。しかし連敗の中には後の王者イリア・トプリアが含まれているという不運もあった。ローカルでキャリアを積むと、負傷選手の代役として再契約を果たし、再契約後は3連続一本勝ちでし、4戦目でランカーのカルヴィン・ケーターと対戦。3連敗中のケーターに対し、アウトボクシングでジャブを入れる展開で判定勝ちしてランキング入りを果たした。
エメット4.40倍、ザラル1.23倍。出戻り以降連勝中のザラルが大きくフェイバリット。
サウスポーのザラルにエメットはオーソ。ザラルスイッチしてオーソに。前蹴り。エメットが飛び込むタイミングでザラルタックル。テイクダウン。すぐハーフバックの体勢に。横三角から十字を狙うザラル。首に足をフックして腕十字!持ち上げたままこらえていたエメットだがタップ!
手の動きが見えなかったが、エメットは納得しているので口頭でのタップか?何もさせずに鮮やかに極めたザラル。次は上位ランカーと組まれるか。
試合後には無敗のランキング4位・レローン・マーフィーとの対戦をアピール。