格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★大晦日視聴率

3部構成のフジテレビ系「PRIDE男祭り2005」は、注目の吉田秀彦小川直也戦などを放送した第2部(後8・0−11・0)が17.0%を稼ぎ、TBS系「K−1プレミアム2005Dynamite!!」(後9・0−11・40)の14.8%を上回った。

“犬猿の仲”として知られる小川直也吉田秀彦の対決が、試合前から格闘技ファンだけでなく一般にも大きな話題を呼んだフジテレビ系「PRIDE 男祭り2005」。その瞬間最高視聴率は意外にも午後9時30分という早い時間で、27.7%だった。

 一方、TBS系「K−1プレミアム2005格闘技史上最大の祭典Dynamite」の瞬間最高は午後10時56分、大方の予想通り「曙Vsボビー・オロゴン」という異色の対戦時で、第2ラウンドに25.8%を記録した。

男祭りは5時間以上の間で16〜17%の視聴率を記録。事前の「トータル20%、小川vs吉田で50%」は冗談としても、この数字は大成功だろう。あのマニア向けのカードでここまで取れたのは今後のことを考えるとかなりの好材料。別に「紅白越え」なんて目指さなくても、大晦日にこれだけの視聴率が取れれば十分だ。
一方、男祭りが上がった分、Dynamite!!が下がった格好。やはりカード決定の遅さと目玉カードの無さが響いたか。14.8%というのも悪い数字ではないが、去年よりは5%も落ちている。Dynamite!!らしい面白カードを組むにしても、そろそろネタ的に厳しくなっているような。けど、今さらマニア向け格闘技路線に行ったところで男祭りには勝てないだろうし、視聴率の食い合いで共倒れになるだけだろう。やはりDynamite!!には面白路線を進んで欲しい。取りあえず、今回ブレイクした“リアルHG”中尾をプッシュするべきかと(余計マニア向けか)。