格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★HERO'Sテレビ地上波リアルタイム感想

テレビ欄にも出ていたけど、PRIDEvsK-1(HERO'Sじゃないのな)を煽るね。

柴田勝頼vsハレック・グレイシー

解説は中井さん。
ハレック、オールドグレイシースタイルだな。タックルも出来ないらしい。柴田のパンチが当たってバランスを崩す。効いてるか?なんとか組み付いた。テイクダウン、即マウント。体を起こさずキープ。パウンドはあまり強くない。十字。あっさり。
柴田、グラウンドはダメダメだった。高田vsヒクソンから10年。プロレスラーvsグレイシーが未だに同じ決まり手で終わるとは。ハレックも打撃に対する対処は不安があるのでまだまだという感じ。まあ1戦目だし、これから経験を積めばいいだろう。

ビトー・”シャオリン”ヒベイロvs宮田和幸

序盤は打撃戦。二人とも結構鋭い打撃を打っている。だが若干宮田が上か。ミドルをキャッチして組み付いたシャオリン。宮田が投げ、堪えるシャオリン。倒そうとするシャオリンだが、腰が重い宮田は倒れない。下がって距離を取る宮田。前に出てパンチを打っていくシャオリン。ローをカットしていないので効いているか。ゴング。
1Rはドローかな。マストなら宮田かもしれないけど。しかし前に出ているのはシャオリン。2Rは宮田も攻めて欲しい。
シャオリンがパンチをかいくぐってタックル。しかし倒されない宮田。さすがレスリングエリート。が、両腕を差されて外掛けテイクダウン。下になってしまう。シャオリンはパスを狙う。パスしながら肩固め。タップ。
苦戦したが、最後はきっちり決めた。強い。宮田も強くなっているので、他の日本人(宇野や高谷や所)との対戦が見てみたい。

勝村周一郎vsアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ

放送されんだ。勝村のおかげか。ペケーニョのニックネームは「帝王」。わけわからん。せめて「ルタの帝王」とかにして欲しい。背は勝村の方が高いのか。ペケーニョ、脇腹の肉が・・・。全体的に大きくなっているけど、やはり無理に階級を上げてる感じがする。
ペケーニョのスタイルは変わってない。打撃がちょっと危なっかしい所も。至近距離でのパンチの打ち合いから勝村が引き込み。勝村はラバーガード。両者攻め手無くブレイク。ゴング。
2R、両者見合い。勝村は三崎のように届かない位置でシャドーボクシング。前に出たペケーニョの右フックがヒットしてKO。
ちょっとやばい流れかなと思ったが、KOで久々の勝利。
でもやっぱりペケーニョには修斗に戻って欲しい。

メルヴィン・マヌーフvsベルナール・アッカ

所vsマンバと見せかけてこっち。またフェイントか。TBSも懲りないな。
アッカは打撃から組み付いてしっかりクリンチ。考えてる。が、離れてしまった。右フックがヒットしたが、前に詰めて抱きつく。ブレイク。パンチが入っているが、けっこう打たれ強いアッカ。が、パンチラッシュから左フックをテンプルにもらい倒れたところでレフェリーストップ。
アッカは十分頑張った。こういうカードはもう勘弁して欲しいが。

所英男vsブラックマンバ

どさくさでテイクダウンに成功した所は足関に。アキレスは凌いだマンバがパウンド。動いて防ぐ所。マンバはバックに。四の字ロックでバックから打撃。前に落とそうとする所。残り1分で上になった所。足関に。しかしまた抜けられる。マンバはまたパウンド。効いてる。鉄槌の連打。止めた・・・。
所は一発狙いの足関ばかり。もっと正攻法で攻めて欲しかった。内容も一方的だったし、65kg級を所のために新設して欲しい。

アンドレ・ジダvsウマハノフ・アルトゥール

ジダのリングネームの由来はアディダスのロゴが消えて「dida」になってたからだったのか。昔、元パンクラスの柳澤はアディダスのパチものTシャツ「アジダス」を着ていたためニックネームが「アジ」になったという話があった。どうでもいいが。
ノーガードのウマ、顔面にパンチもらいまくり。完全に効いてる。もちっと早く止めてもよかった。ウマ幻想終了・・・。
ジダは人気が出そう。JZ戦が見たかった。

田村潔司vs金泰泳

あくまで「PRIDEvsK-1」か。たしかに金ならK-1ファイターでもあるが。田村が「PRIDEファイター」を強調していたのは煽りに使うため?と思ってしまった。
このカードを「プロレスvs空手」と見てる人もいないと思うけど・・・。序盤タックルに行く田村。テイクダウンを取られた金だが、コーナーを使って立ち上がる。またテイクダウンされる金。腰は軽い。スクートから立ち上がる金。金の左フックがヒット。キックも当たっているのだが、全部タックルを取られてしまう。金のクロスガード。動きが無くブレイク。だんだん金ペースになってきたか?ローがヒットする。田村はまたテイクダウンを取るが、金はすぐガード。そこから攻められない田村。ゴング。
田村、スタミナ切れなのか、準備期間が無くてコンディションが悪いのか、歳なのか、ややスピードがない気がする。
あれ?2Rカットか。しかもドローだったのか。田村動きが悪い。金の打撃が入る。田村テイクダウン。しかしガードになると攻めがない。ブレイク。パンチの打ち合い。やや金。両者だいぶ疲れている。田村は飛びつき十字失敗で下に。金はパウンド。そのままゴング。
延長ラウンドのみの判定なら金だと思うが。
判定3-0で金。美味しいものを食べ続けてきた田村だが、ついに散る。やはり田村も歳か。これじゃvs秋山はお流れだな。金vs秋山もかつて決まっていない十字で止められたという因縁があるけど、秋山を復帰させてまで再戦するほどじゃないし。
これがメインだったなら、会場は盛り下がったことだろう・・・。

宇野薫vs永田克彦

牽制の打撃戦。終盤に宇野がパンチで攻め込むがゴング。
2Rは組み付いていく永田。しかし倒せない。パンチ合戦で劣勢になった永田が組み付く、クリンチのまま打撃戦、離れる、の繰り返し。宇野がパンチで追い込む。ゴング。
永田がテイクダウン。しかしすぐ立たれる。両者流血でドクターチェック。またテイクダウンする永田だが、宇野は起きあがって上を取り返す。マウント。ここでまたドクターチェック。再開。永田はガードに戻す。片足を超えてハーフ。ひたすら抱きつく永田。攻めなければ勝てないのだが。ブレイク待ちか。パスしかけたが、またハーフに戻る。立った。両者打ち合わないままゴング。
判定3-0で宇野。完勝ではあるが、KOか一本で勝って欲しかった。トーナメントではただ一人残った日本人なのだから。