時間も長かったが、その分お腹いっぱい。色々なタイプの試合が見られて満足。打撃戦あり、グラウンドゲームあり、ハルクあり、メガトンあり、レスラーの塩漬けあり、レスラーの塩漬けあり。前もそうだったが、フェザーで前座の拮抗した微妙な内容の試合は、後になると印象が薄くなってしまう。まあ前半でも印象に残るようないい試合をすればいいだけだが。
石井は完勝。階級下の相手に投げと押さえ込みで勝っただけだが、取りあえず完勝だし次につなげた。動きを見る限り、まだまだ未完成。完成までは３年くらいかかるのでは。今後はTBSでキャリアを重ねていくことになるのか。大晦日はいいとしても、普段の大会でギャラが払えるのだろうか。
本人は海外での試合を希望しているとのこと。
http://www.dreamofficial.com/free/news/detail.php?id=1285394515
──今後の試合ですけども、日本での試合を望んでいるんですか？ それとも海外での試合ですか？ それから、やりたい対戦相手がいたら。
石井 やっぱり海外で。海外のオファーも来ているんで、そういう試合から。ライトヘビー級で挑戦したいですね。
──ライトヘビー級？石井 はい。205パウンドの。海外ではね。
──日本では？
石井 一人相手がいます。
──お名前は？
石井 小川直也。
──どこのリングで？
石井 IGFかな。
うーん、本気？
メイヘムvs桜庭はもうちょっとメイヘムが打撃を押さえて戦うと思っていたが、遊び無しで潰しに行った。最後は宣言通り一本を取りに行ったが。わかっていたことではあるが、桜庭の今の現役選手との力の差を見せられると切ない。メイヘムだって世界トップ１０に入る実力はないわけだし。
青木の足四の字ポジションは新しい。あれで削って最後は一本を狙うつもりだったのかもしれないが、さすがにアウレリオは取らせなかった。まあメインでもないし、無理に取りには行かなかったか。
試合後にはDEEP50出場を宣言。
次はDEEPの10周年（10・24『DEEP50』JCBホール大会）に行こうと思います。
フェザー５試合は結果としてはだいたい予想通り。相手を考えれば当然だが、高谷と小見川は期待に応えて圧勝。宮田や石田は逆に悪い意味で予想通りで、期待に応えられなかった。リオン・ウィッキーは手が合う相手ともう一度当ててもらいたい。
ムサシ完勝だけど、ライトヘビー級は今後ちゃんと機能するのだろうか。石井も一応ライトヘビーではあるが、タイトルに絡んでくることはないだろうし。
ベストバウトは特にこれ1試合というのはなし。全体として面白かった。
