これもライト級。ローセンの相手フォラヤンは、11戦1勝の高レコードを誇るフィリピン人。
アグレッシブだが雑なローセン。組み付いて外掛けテイクダウンからアームロックを狙うローセンだが、アームロックを狙いつつ顔面に膝を入れていたら逃げられる。バックについて背中に乗りチョークを狙うが、足のフックをしておらず前に落とされ、逆にバックを取られる。しかも力を使いすぎて1Rで早くもガスアウト気味。しかし打撃はさすがに鋭い。フォラヤンのパンチもなかなか強そう。疲れてガードが下がっているローセンだが、ヘッドスリップでかわす。1R終了。
ガードが下がってスウェーだけでパンチをかわしているローセン。カウンターがヒットしてよろけたフォラヤンに組みついていくが失敗。フォラヤンも疲れて動きが落ちてきた。フォラヤンのパンチがヒット。手数が減ってきたローセン。フォラヤン、派手な回転打撃技を繰り出す。ローセンはレッグダイブでテイクダウン。簡単にサイドを取るが立たれる。2R終了。
組み付いてテイクダウンを狙ったローセンだがすっぽ抜けてバックを取られる。が、バックから組み付こうとしたフォラヤンもすっぽ抜けて離れる。大味な展開。ローセンばてばて。フォラヤンもガードが下がってる。泥試合になってきた。パンチをもらうローセンだがタックルでごまかししのぐ。残り1分。最後にテイクダウンして上を取るローセン。ゴング。
判定は微妙。どこまでイーブンを取るかによる。
判定スプリット。ローセン勝利。ポイントの詳細は発表なし。
レベルは決して高くはないが、マッチメークの妙で咬み合って面白い試合になった。
