ヘビー級だがシルビアがヘビー級リミットを約3kgオーバー。キャッチウェイトに。
シルビアはIGFで石井慧に敗れて以来の試合。相手のトニーはキャリア唯一の負けがKOTCでのダニエル・コーミエ戦で、前戦はBellatorでしかも勝利しているというなかなかの経歴を持つ。しかし、Bellatorでの勝利からは約2年半のブランク。元NFLプレイヤーで、巨体だが身体能力は高そう。40ヤード走で4.7秒という記録を持っている。
回線の調子があまり良くなくちょくちょく止まる。
いきなりオーバーハンドの右からシングルレッグでテイクダウンしたジョンソン。ハーフからパウンド。金網まで行って立ち上がろうとしたシルビアだがバックに回ったジョンソンがパウンド。しかし立ち上がることには成功。ジョンソンまたテイクダウンを狙ったが耐えたシルビア。密着してヒジ。金網膠着。芹澤レフェリーストップ。ジャブを入れるジョンソン。シルビアのパンチをかわしながらオーバーハンドの右。
ｔｍｔ。うーん、シャレにならないくらい止まる。これではPPVを買うのはちょっと怖い。
終盤、シルビアがリーチを活かしてパンチを入れるが、ジョンソンがタックルでテイクダウン。ゴング。
ジョンソン優勢の1RだがONE FCのジャッジはラウンドごとではなくトータルジャッジ。
2R。またタックルでジョンソン簡単にテイクダウン。ハーフでパウンド。シルビアは下からしがみつくのみ。ハーフで肩固めに入るが、フルガードに戻して外すシルビア。インサイドから殴っていたジョンソンだが効果的でないとみなされブレイクがかかる。いいパンチを入れたシルビア。タックルに逃げたジョンソンだが切られた。シルビアがぶりから四点膝をこつこつ入れる。またブレイク。
2R終了。ややシルビアが盛り返してきた。
3R。ジャブを入れていくシルビア。ジョンソンはタックルへ。シルビアがぶった。そのまま金網まで押しこむジョンソン。押し込んでこつこつ打撃を入れる。離れた。シルビアのハイがヒットするが、また組み付いて押しこむジョンソン。膠着ブレイク。すぐ組み付くジョンソンにシルビアがクリンチアッパー連打。さらにボディに膝。スピードはないが入っている。膝をキャッチされ倒された。またハーフ。ジョンソンヒジ。シルビア目尻をカットし大流血。ドクターチェック。
レフェリーストップ。シルビア連敗。
めったに止めないUFCなら続けていたかもしれない。グダグダなメガトンマッチだった。
