格闘技徒然草

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★UFC179:第9試合・ファビオ・マルドナド vs. ハンス・ストリンガー

ライトヘビー級。

ボクサーのマルドナドはこのところブラジル限定要員になりつつあるように、地元では絶大な人気を誇る選手。その人気を見込まれ、前回は欠場したJDSの代わりにメインで階級上のスタイプ・ミオシッチと対戦したものの、一番の武器であるはずのボクシングで秒殺KOされてしまった。現在ランキング15位。

今回の相手は3月のUFNの第2試合で微妙な判定でUFCデビュー戦勝利を飾ったハンス・ストリンガー。柔術ヨーロッパ王者でありながら打撃も強いオールラウンダーだが、デビュー戦では特に見せ場もなく、マルドナドの相手でなければPPV大会のセミ前に出てくることはなかっただろう。

いきなりタックルでテイクダウンしたストリンガー。あっさり倒されたマルドナドはギロチンに抱えたが首を抜かれる。ハーフ。ヒジを落とすストリンガー。逃げられずにディフェンスするだけのマルドナド。亀になり立とうとしたが、ストリンガーこらえて上をキープ。マルドナドはハーフから潜って立つことに成功。が、よろけて引きこむように下になってしまう。そのままホーン。

1Rはストリンガー。マルドナド、下になって何も出来なさすぎ。

2R。パンチから組み付いたストリンガー。マルドナドはケージを背にして堪える。離れた。ローを蹴るストリンガー。マルドナドはもっと打ってこいとアピール。が、ダブルレッグで簡単に倒される。蹴り離して立とうとしたマルドナド。バックを取られるが、ストリンガーの投げがスッポ抜けて下に。上になったマルドナド、急に生き返ってインサイドからパウンドの連打。ストリンガーはガードを固めるのみ。ダメージがあるのか?レフェリー止めた。

ケージに乗って勝利をアピールすると、アンデウソンもケージに乗ってマルドナドの勝利を称える。

正直、かなりお粗末な内容だったが、上になってからのパンチの威力はさすが。