格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+8:第6試合・アンドレイ・アルロフスキー vs. アウグスト・サカイ

ヘビー級。アルロフ15位。

元王者のアルロフはUFC契約後4連勝でタイトル挑戦の機運も上がってきたところで、上位ランカーとの対戦が続くと4連続フィニッシュ負けを含む5連敗。その後2連勝したものの、そこからさらに3連敗(ただし、前回敗れたウォルト・ハリスは汚染されたサプリメントが原因でドラッグテストに引っかかり、不可抗力とはいえ試合結果はノーコンテストに変更となっている)。ヘビー級ながら6試合連続判定と、このところはフィニッシュ率が落ちている。この試合が40歳になってからの初戦。

日系ブラジル人3世のサカイはBellator6戦でシーク・コンゴにスプリット判定負けしたのみで、コンテンダーシリーズ・ブラジルを経てUFCと契約。昨年9月のUFCデビュー戦ではスタミナ切れでグダグダになりながら3RパウンドでKOして勝利。

アルロフのハイにパンチを合わせたサカイ。アルロフのジャブがヒット。ワンツー。サカイが前に出ていく。アルロフはオーバーハンドの右を合わせる。ケージ際まで詰めたサカイ。離れたアルロフだがサカイがまた前に出ていく。パンチを打ち込む。アルロフは距離を取り続ける。四つに組んだアルロフだがケージに押し込まれ1R終了。

2R。アルロフがハイ、ジャブを入れていくが、サカイは前に出続ける。口が半開きのアルロフ。サカイ出ているが手数は少ない。ケージに詰めたがアルロフがパンチを入れて距離を取る。ケージに押し込んだサカイ。しかし引き剥がされる。アルロフのローがローブローに。再開。前に出てもパンチを出せないサカイ。アルロフがパンチを入れると組んだ。ホーン。

3R。パンチを出したサカイだがアルロフに打ち返されると下がる。アルロフは肘を入れて組むと押し込む。サカイ膝を入れるがアルロフ離れた。アルロフの大振りの右は空振り。サカイがパンチで出ていくもヒットしない。下がりながらパンチを出していくアルロフ。組んでケージに押し込んだサカイ。シングルレッグ。倒せず。ケージ膠着。膝の入れ愛。離れた。アルロフパンチで出る。両者動きが落ちている。打撃戦でクリーンヒットなくタイムアップ。

判定29-28、28-29、29-28のスプリットでサカイ勝利。