格闘技徒然草

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UFC257:第1試合・アミル・アルバジ vs. ジャルガス・ジュマグロフ

フライ級。アルバジ15位。

イギリスのアルバジは、昨年7月のファイトアイランドシリーズで、直前の欠場選手の代役として1週間前に出場が決まった。相手も初参戦のマルコム・ゴードンで、タックル→マウント→返され際の三角で一本勝ち。が、初参戦同士だったので、UFCでどれくらいのレベルにあるかは不明。前回は直前のためフライ級ファイター同士でのバンタム級戦だったが、今回は本来のフライ級での試合。

カザフスタンのジュマグロフはアルバジの試合の1週間前にUFCデビュー。ローカル時代は現UFCファイターのタイソン・ナム、元UFCファイターでタイトル挑戦経験のあるアリ・バガウティノフに勝利している。UFC初戦はUFC1勝2敗のハウリアン・パイパと対戦し、スタンドでプレッシャーに圧されて下がる展開で判定負け。

パンチを強振していくジュマグロフ。しかしアルバジがプレッシャーをかけて出ると下がる。アルバジタックル。テイクダウン。ジュマグロフはケージ際で立つ。離れた。ジャブを入れていくアルバジ。ジュマグロフは距離を取ってカーフキックを入れていくが、またスタンドでプレスされ下がる。ジュマグロフタックルで飛び込んだ。テイクダウン。しかし30秒しかない。密着したままパウンドを入れるジュマグロフ。ホーン。

1Rアルバジ。

2R。アルバジがまた打撃で出ると圧されて下がるジュマグロフ。カーフキックを入れるアルバジ。効いてる。パンチで出ていくアルバジ。ケージ際まで下がるジュマグロフ。大振りのパンチを放つジュマグロフだがガードされる。またカーフキックをもらうジュマグロフ。大振りのパンチは空振り。残り1分。打撃でリードしているアルバジは攻めてこいとアピール。ジュマグロフタックル。切られた。またタックル。がぶったアルバジ。ジュマグロフ立ったがホーン。

2Rアルバジ。

3R。アルバジのタックルを切ったジュマグロフだが、アルバジそのまま打撃で距離を詰めるとケージに追い込みシングルレッグで倒した。クローズドガードを取るジュマグロフ。まずはパウンドで削るジュマグロフ。ハーフに。パスしてサイド。背中を向けたジュマグロフから仰向けで両足フックしバック。足のフックを外して正対し立ったジュマグロフ。残り1分。逆転を狙い打撃で出るが、アルバジは冷静に距離を取りジャブ。タイムアップ。

判定フルマークでアルバジがスタンド・グラウンドともにペースを握り勝利。

ジュマグロフは今回もスタンドでプレッシャーを受け下がってしまい、ペースを握られての負け。