バンタム級。田嶋2位、山木7位。
OOTA DOJO所属田嶋は8勝3敗の25歳。2022年ネオブラウィナーで元暫定王者。昨年3月にRoad to UFCに出場した井村と対戦し、激闘の末に判定負け。昨年12月にオタベク・ラジャボフ戦が組まれていたが、ラジャボフの体重オーバーで消滅したため、1年3ヶ月ぶりの試合となる。ストライカーだが自ら打ち合いに持ち込めず受け身のスタイル。
ALIVE所属山木はプロデビューから3戦全勝でまだ18歳。3勝はすべてKO勝ち。空手がバックボーンで、殺傷能力の高い打撃が武器のプロスペクト。3月の前戦ではKOパンチャー矢澤とのストライカー対決をKO勝ちで制した。
両者オーソドックス。ステップする田嶋。パンチで出た山木にタックル。テイクダウン。すぐに立つ山木だが、田嶋がコントロールしながらパンチを入れていく。また倒して殴る田嶋。山木立って正対するがそのタイミングでまたテイクダウン。ガードの山木にパウンドを打ち込む。起き上がろうとする山木にネルソン。山木自ら下になり外すが、またガードからパウンドを入れる田嶋。下からの腕十字も警戒している田嶋。がぶった田嶋がダースチョークの体勢。しかし切って立った田嶋。パンチで出る山木。田嶋またタックル。テイクダウン。ハーフからパウンド・テッツうい。山木が立とうとするも立たせずパウンド。バックマウントに。バックから腕十字を狙う。山木外したが、すぐオモプラッタで上を取り返した。ホーン。
1R三者田嶋。
2。詰める山木フックからアッパーを放つがかわす田嶋。田嶋タックル。受け止めた山木だが、田嶋すぐにクラッチして投げる。ヒザを着いた山木だが立って離れる。詰める山木。ケージに詰めてパンチを入れるが、田嶋またタックル。尻餅をつかせた。立とうとした山木だが、田嶋が押さえ込んだ。腕十字狙いから後転した山木だが田嶋立たせずパウンドで削っていく。消耗している山木。鉄槌・ヒジ。山木が立とうとするとコントロールして立たせない。休まず殴り続ける田嶋。Kガードで凌ぐ山木。ホーン。
2R三者田嶋。山木かなり消耗しているが、逆転するだけの余力があるか。
3R。山木がパンチを振るが田嶋タックル。切って逃れた山木だが、離れずにパンチを出したところで田嶋が再びタックルに入りテイクダウン。山木立ったが田嶋すぐにテイクダウン。休まずパウンドを入れていく。マウントを取ったところでタオルが投げ込まれTKO!
MMAとしての総合力の差を見せた田嶋。暫定王座を獲得したTSUNE戦以来のKO勝ちで、無敗の18歳山木を止めた。
マイクでタイトルマッチを要求する田嶋。前王者透暉鷹が計量失敗で王座剥奪となったため、王座は現在空位。