格闘技徒然草

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PANCRASE359:第5試合・野田遼介 vs. 佐々木瞬真

ストロー級。野田7位。

ALLIANCE所属・野田は6勝5敗(1KO・2一本勝ち)の29歳。寝技が強く、下からも極められるが、ONE Friday Fightsで本田に判定負け。前戦は船田電池相手にしつこく組み付かれる展開で一発逆転の足関もディフェンスされて判定負け。2年以上白星から遠ざかっている。

THE BLACKBELT JAPAN所属・佐々木は2勝1敗(1KO)の20歳。4歳から始めた柔術がバックボーン。昨年のネオブラでプロデビューしたが、初戦で優勝した山崎蒼空に3Rチョークで一本負け。2戦目からストロー級に落とすと2連勝。前戦はプロ未勝利のキングダム立川コロッセオ・森田に2Rまでテイクダウンからのパウンドで攻めると、消耗した3Rにもエンジン全開で攻め続け、パウンドでKO勝ち。若々しい戦いぶりを見せた。

オーソの野田にサウスポーの佐々木。ジャブを出す佐々木に野田タックルへ。テイクダウン。すぐに両足を束ねていくが、佐々木が立ち上がり逆に足をすくってテイクダウン。下から潜ろうとする野田に鉄槌を入れる。野田立ってボディロックから投げを狙うが佐々木が入れ替えてタックルへ。こらえる野田からスタンドバックの体勢に。そこからまたシングルレッグに切り替えたが、野田ががぶって頭部にヒザを入れる。離れた。逆ワンツーを入れる野田。佐々木タックル。テイクダウン。野田の立ち際に片足を持ったまま右のパンチを入れる。そのまま倒した。下から足に組み付く野田の頭部に鉄槌を連打。効いている!レフェリーストップ!

立った状態でのパンチはヒットしておらず、最後の鉄槌連打で効かせた。

試合後のマイクでは、同門の黒澤が返上したベルトを取り戻したので、次は上位ランカーと当ててほしいとアピールした。