格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC77展望

カードはこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/3351848/?p=3
メインはアンデウソンvsフランクリンの再戦。現在、全階級通じてUFC唯一の外国人王者であるアンデウソン。タイトルを奪取した一戦目では、首相撲に対応できないフランクリンを一方的に葬った。しかし、今度はフランクリンも対策を立ててくるはず。過去2度の防衛戦(ルターとマーコート)はいずれもアンデウソン有利と見られていて、いわば順当勝ちだった。この試合でアンデウソンの王者としての真価が問われる。
セミはヘビー級前王者シルビアvs11ヶ月振りのUFC再登場となるブランドン・ヴェラ。ヘビー級は王者クートゥアへの挑戦者が見あたらない状態だったが、これはクートゥアが強すぎるせいじゃなくて、試合数が少なすぎるため。シルビアもようやく今年2試合目、アルロフスキーだって1試合しかしていないし、ノゲイラは年内に試合が組まれない模様。クートゥアが年齢を考えたら信じられないくらい進化をしているのは確かだが、1年前にリデルに完敗して引退していることを考えたら文句なしに世界最強とはまだ言えない。もっとランキング(ないけど)上位同士を戦わせてタイトルマッチへの盛り上げを・・・と思っていたらクートゥアが離脱してしまった。多分戻ってくることはないだろう。この試合の勝者とノゲイラで来年王座戦をやる計画のようだが、盛り下がった感は否めない。久々にUFCに帰ってきた無敗のヴェラがそんな事情を吹き飛ばすほどの活躍をしてくれることを祈る。
セミ前は微妙な試合ばかり。前回惜敗した岡見はノーPPVの前座マッチへ降格。勝ったフランクリンがメインで王座挑戦しているのを見ると、一つの負けがいかに大きいかがわかる。しかしこの試合が前座になったのにはこんな理由もあったらしい。
http://blog.goo.ne.jp/hiroshi_nielsen/e/07330acc4230c9539c28bc9aa91176df
ヒロシです(涙)さんより。どこの国でも似たり寄ったりか。岡見は負けたら契約解除も有りえる、後がない試合。
他には今年のADCC88kg級王者・ダミアン・マイアもUFC初参戦。総合ではグスタボ・シム、カカレコらが参戦したブラジルスーパーファイトのトーナメントで優勝するなど5戦5勝。まあ前座マッチだが。