フライ級。
前回、バンタム級で松田干城と対戦し、打撃で押されながらもグラウンドで上を取り判定勝ちしたビール。松田と同様に今回からフライ級転向。TUF18ではトーナメント一回戦で優勝したホールズワースに敗れたが、公式戦はまだ10戦無敗。バックボーンはレスリング。
アイルランドのシーリーは、ローカルで13勝9敗の戦績でUFCデビューしたが、ランカーのブラピ相手に健闘。2戦目は地元ダブリンで判定勝ち。グラウンドの対処は未知数だが、打撃ではブラピ相手に互角に打ち合える実力の持ち主。老け顔だが実際35歳で若くはない。
打撃で出て行くシーリー。ビールやや受け身。打撃で出てタックルに入ったビール。テイクダウン。どちらかと言うとシーリーがホームだが、観客沸く。ガードを取ったシーリー。ビールのパウンド連打を貰うがその隙に立つ。離れた。スタンドだとまた出て行くシーリー。ビールはサークリング。ビールは下がりながらもローを入れる。ホーン。
1度ビールのテイクダウンはあったが、すぐに立っていたし、終始スタンドで前に出て手数で上回ったシーリーのラウンドか。
2R。また前に出ていくシーリー。プレッシャーに圧されて下がるビール。ビールのアイポーク中断後、今度はシーリーのローがローブローになり中断。ビールは下がりながらも手数が増えてきた。シーリー組み付くと飛びつきギロチン！全力で絞めてる。バスターで叩きつけたビールだがシーリー離さずマウントに。さらに絞めて下になるが、首を抜いたビール。シーリーのガード。今度は下からキムラ。外れたが、下からヒジ連打。上のビールが防戦一方に。うつ伏せに成り立とうとしたがバックを取ったビールがチョークに。しかし立った。四つから離さずに投げを打ったシーリーだが潰されて下に。ハーフから綺麗にスイープ！ヒジ。ビールスイッチで上を取り返す。ビールのパウンドに合わせて下から肩固め！外れた。ホーン。
お互い見せ場はあったが、ギロチンと下から攻めでこのラウンドもシーリーか。UFCではここまで打撃しか見せていなかったが、寝技も結構できる。
3R。打撃からシーリータックル。テイクダウン。押さえ込むよりもパウンドを打ち込む。立たれたがその間に何発か殴った。スタンドでガンガン打ち込んでいくシーリー。手数が止まらない。ビールもパンチを返しているが構わず打っていく。アッパーがヒット。パンチが相打ちになるが、直後にまた打ち込んでいくシーリー。一髪の重さはないものの手数を出していく。虚を突いてタックル。倒されたビールだがすぐ立つ。残り1分。ビールタックルに。シングルレッグ。左右に振ってテイクダウン成功。シーリースイープ狙いから下からヒジ連打。さらに十字狙い。下になってもアグレッシブ。残り時間わずかでパウンド連打するビール。上下で打ち合いに。ホーン。
3Rもシーリー。Sherdogのジャッジは1R三者ビール、2R三者シーリー。
30-27×2、29-28の3-0でシーリー勝利。
