格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ROAD TO UFC: JAPAN 公式サイトオープン。全出場選手も発表


画像のみだが全出場選手も発表。
画像左から

  • 西浦"ウィッキー"聡生

STGY所属。31歳。修斗で活躍し、DREAMにも参戦したウィッキー。DREAMの武者修行企画で渡米しAMCパンクレイションでトレーニングしていたこともある。フィジカルと変則的な構えからの打撃が武器だが、DREAM後半はレスリングで遅れを取り完封されて負ける試合が続いた。DREAM後はVTJに出場したものの、空回りする試合内容で本領発揮とはいかなかったが、前戦は5年ぶりに参戦した修斗で高橋遼伍に判定勝ちしている。

  • 上迫博仁

チーム・クラウド所属。28歳。バックボーンはレスリング。DEEPを中心に活躍し、一時は8連勝していたが、昨年10月のDEEP69では体重オーバーの末判定負けで連勝ストップ(ペナルティのイエローカード2枚あり)。まだトップ選手との対戦経験がないだけに、意外な人選。

チーム・アルファメール・ジャパン所属。23歳でキャスト最年少。修斗新人王トーナメント決勝で、現在同門でありUFCファイターの田中路教と対戦し、プロ初黒星。VTJでは同じく現在UFCファイターの佐々木憂流迦と対戦。パンチで攻め込みながらも、2Rにはグラウンドに持ち込まれチョークで一本負け。しかし昨年のVTJ5thではメインを張り、ジョ・ジュンファンをKOしている。殴り倒すファイトスタイル。地元大阪から東京に進出しチーム・アルファメール・ジャパンを結成。田中路教、中村優作とともに切磋琢磨している。本来一階級下のバンタム級の選手。

CAVE所属。34歳。唯一の元UFCファイター。CAGE FORCEライト級王座を獲得し、戦極では北岡を破ってタイトル奪取したが、大晦日に行われたDREAMとの対抗戦では青木に腕を折られる。1年半のブランク後、DEEPで復帰すると菊野を破りライト級タイトルを獲得。2012年にはStrikeforceに参戦。StrikeforceとUFCの統合によりUFCとも契約し、UFCからは階級をフェザー級に落としたものの、一度も勝つことができずリリースされた。リリース後は再びDEEPに戻ると、中村大介や今成を破っている。大晦日には高谷との対戦が発表されたものの、これは高谷の負傷で流れている。もう一度UFCに戻るという気持ちだけで現役を続けていると語っており、念願かなっての出場となった。

総合格闘技津田沼道場所属。28歳。2013年に修斗インフィニティトーナメントで優勝すると、翌年佐々木信治をKOし環太平洋ウェルター級タイトルを獲得。が、今年4月に松本光史に敗れてタイトルから陥落している。4月に試合をして負けたばかりの選手がキャストに選ばれたのも意外なら、一階級上の選手が選ばれたのも意外。特に太尊はマッチョでフェザー級への減量も初めてとなるはず。画像だとセンターに位置しているが、これはすでに一回戦が終わっているトーナメントでの活躍を意味しているものなのか?

  • 長倉立尚

吉田道場所属。31歳。学生時代は格闘技経験がなくラグビーを続けていた。社会人になり、一般会員として入門した吉田道場で格闘技を始める。DEEPでキャリアを積み、ラグビーで鍛えたフィジカルを武器にKOの山を重ねる。しかし、タイトル挑戦もしたことがあるが、獲得はできていない。試合前にオールブラックスがやる「ハカ」のパフォーマンスをすることでも知られる。

  • 安藤達也

TRIBE TOKYO M.M.A所属。24歳。まだMMA4戦で、出場選手中もっともキャリアが浅い選手ではあるが、デビュー直後からすでに関係者からは強いという評判が出ていたほどの選手。MMAをやるために始めたレスリングでもジュニアオリンピック3位にもなっている。

フリー。32歳。DEEPで初のタイトルとなるバンタム級王座を獲得したが、その試合で引退を宣言。語学留学で渡ったアメリカでUFC中継を見たことで「UFCに出る」ことだけを目的に現役復帰。UFCに出られないならまた引退するという覚悟でTUFの開催を待っていたものの、いつまでも開催されずに、一度はTUF出場を諦めていたが、悲願の出場決定。夜叉坊同様、一階級下の選手。
当初内定していたとも言われた宇野・高谷のベテラン勢の姿はなし。日本の地上波で流すことを考えたら知名度は重要だが、やはり年齢的にネックだったのか。