ライト級。
フェザー級ではアルドのタイトルへの挑戦権を手に入れたこともあるコク(負傷で流れた)だが、ライトに上げてからは2勝2敗。ここ2年で4度も負傷欠場している。前戦はグイダとのベテラン対決で、テイクダウンからのパウンドで削られ判定負け。
UFCデビューから4連勝したグリーンだが、その後3連敗。相手はバルボーザ・ポイエー・マゴメドフなので仕方ない。リリースがかかった前回も強豪ノーランカーのランド・バンナータ相手に1Rパンチで圧倒されたが、反則のグラウンド蹴りによる減点で、後半は逆にパンチを効かせる場面もありドローに持ち込みリリースを逃れた。
グリーンが打撃でプレッシャーを掛けていく。四つに組んだが離れ際に右を入れたコク。グリーン四つから押し込むがコク入れ替える。外掛けでテイクダウン成功。簡単にマウント。パウンドを打ち込むと亀になったグリーン。パウンドを打ち込みながらチョークを狙う。しかし股下から抜けて立ったグリーン。パンチで出る。右ミドル。左ハイ。コクがパンチを打ち返す。グリーン組むとスタンドでバックに。パンチを入れるがコク正対。ホーン。
1Rコク。
2R。グリーンが間合いを詰めていく。ケージを背負ったコク。サークリング。コクのパンチをかわしながら出るグリーン。足を止めての打ち合いに。コク四つに組もうとするが組ませないグリーン。グリーンのパンチでコク鼻血。コクのパンチをもらったグリーンだがノーガードのまま出ていく。ボディにパンチを打ち込む。コクまた組みついたがグリーンが引き剥がす。四つに組んだコクだがグリーンがクリンチからパンチ連打。ホーン。
2Rは手数の差でグリーン。
3R。パンチを打ち込んでいくグリーン。コクもらいながらも組みついていくが引き剥がされた。グリーンがプレスしてパンチを打ち込む。1Rはテイクダウンから優勢だったコクだが打撃で圧されだしている。ケージを背負ったコクにパンチを打ち込むグリーン。常に手を出して休ませない。ボディにも執拗にパンチを入れていく。グリーンタックルに。尻クラッチからテイクダウン成功。サイドに出てパウンド。肘。削られていくコクだが、グリーンがマウントを狙った瞬間に返した。グリーンスイッチでこらえるとスクランブルからまた上を取り返す。サイド。残り30秒。押さえ込んだまま削るグリーン。ガードに戻したコクだがグリーンがパウンドラッシュ。タイムアップ。
三者29-28でグリーン勝利。