格闘技徒然草

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UFC on ESPN+56:第7試合・デイビー・グラント vs. エイドリアン・ヤネス

バンタム級

2013年のTUF18ファイナリスト(クリス・ホールズワースに敗れ準優勝)のグラント。そこから3戦ではマルロン・ヴェラに勝ったのみで1勝2敗だったが、2試合連続KO勝利を含む3連勝で覚醒すると、今年6月にランカーとなったヴェラと再戦。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞する接戦となったが、後半打撃で押されてリベンジを許した。13勝中8つの一本勝ちがあるが、最近は打撃で倒せるようになっている。

ヤネスは昨年UFCデビューしたばかりのルーキー。最初の2戦はいずれもKO勝ちでインパクトを残すと、同じく連続KO勝利していたランディ・コスタと対戦し、1Rは一方的に打撃で攻められたものの、2Rに圧をかけてのパンチを打ち込み逆転KOで3連勝。

じわじわ出るヤネスにグラントがローやジャブを合わせていく。ローでバランスを崩したヤネスだがすぐ立て直す。プレスしたヤネス。ケージまで下がるグラント。ヤネスワンツー。グラントのパンチをかわしまたワンツー。飛び込んだグラントにカウンター。しかしまたグラントのインローでバランスを崩すヤネス。グラント飛び蹴り・前蹴り・バックスピンキック。ヤネスの左が顔面にヒット。効いてないアピールしたグラントだが続く右もヒット。ワンツー。バックブローから回転パンチを放ったグラント。ホーン。

1Rヤネス。

2R。カーフキックを入れるヤネス。圧を強めてきた。グラントの指が目に入りタイムストップ。再開。グラントすぐタックルへ。切ったヤネス。またカーフキック。グラントのバックブローの打ち終わりにパンチを入れた。ヤネスワンツー。グラントもパンチを打ち返す。グラント飛び膝。さらに左右のフック連打。打ち合いで下がらず右をヒットさせたグラント。さらに終了間際に左がヒット。ホーン。

2Rは僅差だが印象的なヒットがあったグラントか。

3R。両者ギアを上げる。激しい打撃の応酬。ヤネスのワンツーがヒット。グラントも右を当てる。ワンツーから右ハイ。右ボディ。グラントのパンチをかわして右を入れたヤネス。ヤネスワンツー。手数を増やしてきた。グラントが右をかえすが空振り。残り15秒でキアーイから前に出たグラント。膝を入れたがタイムアップ。

座り込んで泣き出すヤネス。8月にコーチを新型コロナウィルスで亡くしてからの初戦だったとのこと。

30-27グラント、29-28ヤネス、29-28ヤネス。スプリットでヤネス勝利。