格闘技徒然草

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★UFC on FOX14:第3試合・ミアサド・ベクティック vs. ポール・レッドモンド

フェザー級だったが149ポンドのキャッチウェイト戦に。
マクレガーと同じアイルランドからまた新たな選手がUFC参戦。レッドモンドは28歳で、MMA10勝4敗。トリッキーサブミッションが武器とのことで、一本勝ち4つのうちアンクルホールドが3つ。しかし計量で4ポンドオーバーの失態。
ベクティックは昨年4月にUFCデビュー。判定勝ちしてこれが2戦目。ATT所属の23歳。
パンチで間合いを詰めてタックルに入ったレッドモンドだが、受け止めて逆にテイクダウンしたベクティック。ガードを取るレッドモンドにパウンド。一瞬立ったレッドモンドだがすぐにまた倒される。パウンドで削っていくベクティック。レッドモンドが立つとすぐにまたテイクダウン。レッドモンドに何もさせない。一瞬ギロチンを狙ったが抱えただけ。パウンドをもらって顔面をカットしている。ホーン。
1Rはベクティック。レッドモンドはトリッキーサブミッションの片鱗も見せられず。
2R。パンチで出て行ったレッドモンドだが、ベクティックのカウンターを貰う。今度はタックルに入るが、受け止められると逆にテイクダウンを狙われて下に。ハーフから潜ろうとしたレッドモンドだが潰されてパスを許してしまった。サイド。今度は押さえこんでるだけのベクティック。レフェリーがアクションを促す。立ったレッドモンドだがまた倒された。ベクティックパウンド。レッドモンドは立とうとしてもすぐにベクティックが押え込みに来てしまう。サイドからキムラ。凌いだがマウントに。パウンド!いやがって亀になるレッドモンド。チョークを狙ったベクティックだがホーン。
10-8あってもいいくらい一方的。まだ何も見せられていないレッドモンド。
3R。いきなりベクティックのパンチが入る。引き込み気味に下になったレッドモンドだがここから何も出来ない。相当消耗しているのか、あっさりパスされる。ガードに戻したがベクティックがパウンド地獄。パウンドを打ちながらパスを狙うベクティックに対し、ガードに戻すことしか出来ないレッドモンド。残り1分で完パスに成功。マウントは防いだレッドモンドだが、もう時間がない。タイムアップ。
パンチのヒット数はベクティック135に対しレッドモンド7。有効打はベクティック99、レッドモンド2。15分中、ベクティックがコントロールしていた時間が13分49秒という一方的な内容。
判定30-27×2、30-25でベクティック勝利。この内容で3Rとも10-9しかつけないジャッジはなんだかな。
ドミネイト・オブ・ザ・ナイト候補の完勝だが、ベクティックが良かったというよりレッドモンドがだらしなさすぎ。減量失敗の影響もあったのかもしれないが、それにしても何も出来なかった。