格闘技徒然草

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★UFN70:メインイベント・LYOTO vs. ヨエル・ロメロ

ミドル級5分5R。4位LYOTO vs. 6位ロメロ。
昨年ワイドマンのタイトルに挑戦した際には完敗だったが持ち味を出し切り、次戦のダラウェイ戦はミドルで秒殺KOし健在ぶりを見せたLYOTO。しかし前回はロックホールド相手に今までにないほどの完敗を喫した。わずか2ヶ月での復帰は吉と出るか凶と出るか。年齢的に、ここで敗れるようだと再びタイトル戦線に戻る道は非常に険しくなる。
レスリング銀メダリストロメロは初のメイン。UFC転向=ミドル級転向後は5連勝中。レスラーだがレスリングに頼らずパンチで勝負し、重い一発でKOするスタイル。年齢的にもスタイル的にもスタミナが弱点だが、スタミナ切れで追い込まれてからの逆転KOもある。
体の厚みではロメロ。蹴りの間合い。両者牽制の蹴りを入れ合う。しかし蹴りではLYOTO。ロメロは間合いを詰めたいが、LYOTOは距離をキープして入らせない。LYOTOの右ミドルに対しロメロがパンチを打ち込む。クリーンヒットはしなかったが、バランスを崩すLYOTO。追い打ちにはいかないロメロ。ロメロ関節蹴り。ホーン。
1RはLYOTO
2R。距離を詰めてきたロメロにLYOTOの左がヒット。ロメロ出るがLYOTOサークリングで詰めさせない。そして蹴っていく。LYOTOミドル・ロー。タックルの気配を見せないロメロは間合いを詰めてパンチ。ロメロ間合いを詰めてパンチを打つと首相撲から膝!クリーンヒットせず。LYOTOの左がヒット。ロメロ追いかけてワンツーを打つがガードの上。ロメロのパンチがヒット。LYOTOは前蹴り。ロメロの左が入った。ケージに詰まることが増えてきたLYOTO。ローから右ミドルを入れた。ロメロはケージを蹴ってパンチからタックルに。しかし倒せずホーン。
2Rはロメロか?蹴りの数は多かったLYOTOだが、パンチで顔面を捕らえたロメロの方がジャッジの印象が良さそう。
3R。出たロメロの右がヒット。LYOTOの方がスタミナきつそう。四つになるとロメロ外掛けテイクダウン!倒すとすぐにハーフから肘連打!アゴに連続で入る。LYOTO意識が飛んでレフェリーストップ!
今日は割りと省エネ戦法だったロメロだが、勝負どころと見ると一気にラッシュして決めた。LYOTOは短期間での再起戦が裏目に。これでタイトル戦線からは大きく後退。