女子フライ級。ストローから上げてきたローリングスと、バンタムから下げてきたエヴァンス-スミス。ともにノーランカー。
オーストラリア女子MMAのパイオニア・ローリングスは、女子ストロー級王座決定戦のTUF19トーナメントに出場したが初戦敗退。その後リサ・エリスとハム・ソヒに連勝したものの、そこから3連敗中。ストローでは減量がきつく、体重オーバーもあったので、前回からフライ級に転向している。
まだキャリア8戦で、うち5戦がUFCのエヴァンススミス。こちらも連敗中。UFC参戦前はフェザー級だったが、UFC後バンタムで2勝3敗。今回からフライ級に。元レスリングオールアメリカンだが、試合ではあまり組みの強さは見えない。
パンチを打ち込むエヴァンス-スミス。ローリングスはステップして距離を取る。エヴァンス-スミスが打撃を入れ続ける。パンチで押す。ローを返したローリングスだがエヴァンス-スミスはクリンチアッパー連打。積極的に攻め続けるエヴァンス-スミス。ローリングスは下がり続けているし手数が足りない。終盤にエヴァンス-スミスがタックルに入りテイクダウン。ローリングスすぐ立ったがホーン。
1Rエヴァンス-スミス。
2R。ジャブを入れていくローリングス。打撃で出てきた。しかし距離が詰まるとエヴァンス-スミスのクリンチアッパー。ローリングスのローにタックルを合わせようとしたが切られた。エヴァンス-スミス、ゆっくりとしたスピニングバックキックをヒットさせる。パンチ連打で出る。ローリングス後退。距離が詰まると首相撲からアッパー。バックブロー、前蹴り。残りわずかでまたタックルに入ったが、今度はローリングスに切られてパンチをもらった。ホーン。
2Rもエヴァンス-スミス。
3R。スピードはないが重い打撃を入れていくエヴァンス-スミス。ローリングススタンドで下がらず打ち合うが、逆転を狙うにしては手数が少ない。エヴァンス-スミスも応戦。両者引かず、明確なダメージもないままタイムアップ。