格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC248:オッズ/予想と展望

イスラエル・アデサニヤ 1.36
ヨエル・ロメロ 3.40
ジャン・ウェイリー 1.63
ヨアンナ・イェンジェイチック 2.40
ベネイル・ダリウシュ 1.59
ドラッカー・クロース 2.50
ニール・マグニー 2.60
リー・ジンリャン 1.54
アレックス・オリヴェイラ 1.69
マックス・グリフィン 2.25
ショーン・オマリー 1.27
ホセ・キニョネス 4.05
マルク・マドセン 1.44
オースティン・ハバード 2.85
ホドウフォ・ヴィエイラ 1.14
サパルベク・サファロフ 6.05
ジェラルド・マーシャート 2.25
デロン・ウィン 1.69
エミリー・ウィットマイアー 1.95
ポリアナ・ヴィアナ 1.87
ギガ・チカゼ 2.55
ジャマール・エマース 1.57
バットゲレル・ダナー 1.71
ギド・カネッティ 2.20

メインはミドル級タイトルマッチ。ランキング2位のパウロ・コスタが負傷中のため、前回コスタに接戦の末判定負けしたヨエル・ロメロがアデサニヤと初対決。ロメロは直近4戦で1勝3敗、さらにタイトルマッチ(王座決定戦)で2試合連続体重オーバーとやらかしまくっているが、3敗の内容も決して弱さを感じさせるものではなかった。コスタ戦もどちらが勝ったかわからなかったし、むしろ後半押していたロメロの方が強く見えた。来月43歳になるのにまったく衰えを感じさせない。

王者の進化するストライカー・アデサニヤは、前回ウィテカーをKOし王座獲得。まさにNEXTアンデウソンともいうべき存在になりつつある。ただ、打撃の強いレスラータイプということでは、下位互換のデレク・ブランソンに快勝しており、タイプとしては苦手ではない。オッズもやや開き気味。

アデサニヤKO勝ち。

セミも初防衛戦で、東アジア初のUFC王者・ジャン・ウェイリーがかつての絶対王者ヨアンナを迎え撃つ一戦。ウェイリーは初の上位陣との対戦が地元での王座挑戦で、ジェシカ・アンドラジを1RKOしてタイトルを獲得。が、あまりに短時間決着だったので、実力が見えづらかったのも確か。

ヨアンナはナマユナスにKO負け、ダイレクトリマッチでも判定負け、階級を上げたシェフチェンコ戦でも判定負けと、ここ5戦で負け越しており、絶対王者だった頃のイメージがない。しかし、フライ級でのシェフチェンコ戦はフィジカルでの負けだし、ナマユナス戦の2戦目も内容は僅差だった。他の試合は危なげなく勝っており、安定感ではまだストロー級No.1。

プレリムでは期待のプロスペクトで、USADAの検査に引っかかり2年ぶりの復帰戦となるショーン・オマリーが出場。欠場中の昨年12月にはQUINTET ULTRAで2階級上の五味と対戦し、ギロチンチョークで一本勝ちしている。相手はUFC5勝2敗で夜叉坊にも勝っているホセ・キニョネス。

また、4年連続柔術世界王者のホドウフォ・ヴィエイラがUFC2戦目に臨む。UFC1勝2敗のロシア人・サファロフとの対戦で、オッズでは今大会一番の大差となっているが、ヴィエイラは前回テイクダウンにかなり苦労していたので、楽な試合になるとは限らない。

第1試合開始は8日朝8時半。速報します。