ウェルター級。Tapologyのランキングでは76人中サリホフ21位、メディチ26位。
ロシアのサリホフは41歳。UFC9勝4敗(5KO勝ち)。キャリア22勝5敗(14KO・3一本勝ち)。ウェルター級では3番目に年長。散打バックボーンのストライカーで、散打らしい回転系の打撃が武器。外国人として初めての散打世界王者となり、通算5度の優勝は歴代最多。5連勝でランキング入りしたこともあったが、そこから4戦はリー・ジンリャン、ニコラス・ダルビー、今日のメインに出るランディ・ブラウンに敗れ1勝3敗。年齢的にもピークを超えたように思われたが、そこからまた3連勝・2連続1RKO勝ち(2連続POTNボーナス受賞)で、再びランキングが狙えるポジションに。
セルビアのメディチは32歳。UFC5勝3敗(5KO勝ち)。キャリア11勝3敗(9KO・2一本勝ち)。左のパンチが武器。ここまで全試合フィニッシュ決着。UFCでも8試合のうち5試合が1Rで決着している。バックボーンは柔道・柔術。今年1月にプナヘレ・ソリアーノに31秒でKO負けしたが、8月の前戦は1分3秒でKO勝ち。
オッズはサリホフ2.36倍、メディチ1.62倍。
オーソのサリホフにサウスポーのメディチ。詰めてテンカオを入れたメディチ。メディチ右ハイ。かすめた。さらに前蹴り。メディチの左ストレートが伸びて顔面にヒット!後方に倒れたサリホフ。上になったメディチがパウンド連打!KO!
メディチ、またしても1RKO勝利。ランキング間際のサリホフ相手にこの勝ち方をしたのだから、次はランカーと組まれてもおかしくない。
サリホフは何かをする前に効かされてしまった。連勝は3でストップ。