フェザー級。元UFC王者に地元の無敗のヒーロー・エリック・ケリーが挑む一戦。37歳のパルヴァーは、WECを5連敗でリリースされた後、ローカルイベントで定期的に試合を続けてはいるものの、そこでも4勝3敗と勝ったり負けたり。
ケリーの右フックがヒット！後退するパルヴァーに追い打ち。しかしパルヴァーがテイクダウンして上に。ブリッジで上を取り返したケリー。立ち上がるパルヴァー。離れた。パンチで前に出ていくケリーだが、カウンターの左フックをもらいダウン。なんとか凌いで立ち上がるが、ダメージありそう。それでもスタンドでの打撃戦を続ける。右のインローからパンチ。距離を詰めたパルヴァーがクリンチアッパー＆ボディブロー。ケリーはクリンチされている腕を掴んで一本背負いを仕掛けるが、潰されて下になる。パルヴァーの上四方。ノースサウスを狙う。外してスタンドへ。打撃戦。お互いいいのが入ってる。ゴング。
衰えたかつての王者が過去の遺産だけで戦っている。それで名も無きローカルの王者と互角の展開。いい試合だが、切なくもある。
パンチが入って効いた。パルヴァー。後退。タックルに入ったパルヴァーだが、がぶられてパウンド・肘・膝を入れられる。離れた。ケリーが膝からパンチ。グロッキー状態のパルヴァー。左ミドルがヒットして亀になったパルヴァーにパウンド。レフェリーストップ。
単純な技術やパワーなら互角かパルヴァーがやや上だったが、長年のダメージによる打たれ弱さが勝敗を分けたか。
第1試合で勝ったバナリオが呼び出され、ケリーとONE FCフェザー級タイトルを争う流れに。
