メインカードは4時から開始。
ライト級。
地元ドイツのハインはエリート柔道家からの転身。アマボクシングの経験もありパンチもそこそこできるが、前回はジェイムス・ヴィック相手に1Rダウンを奪いながらも、2R以降はアウトボクシングをするヴィックを捕まえられず判定負けしている。
サエウスキはお隣ポーランドの選手でUFC初参戦。バックボーンは柔術でMMA戦績13戦全勝の24歳。レスリング・柔術・ムエタイがバックボーン。
打撃から組み付いたサエウスキだが、ハインが入れ替えて離れた。蹴りでふっ飛ばして組み付いていったサエウスキ。押し込み。投げの打ち合い。離れたハイン。ハイン距離を取るが、サエウスキが飛び込んできたところで組むとテイクダウン。バックに回る。サエウスキ立って正対すると離れたハイン。ここまで両者決定的な場面なし。見合いが続く。ハインがワンツーを打ち込む。ホーン。
1Rは手数でハインか。あまり差はない。
2R。前に出てきたサエウスキ。ハインは下がって距離を取る。距離を詰めてパンチを打ち込むサエウスキ。ハインも打ち返して観客が沸くが、それほど激しい打ち合いではない。ハインが飛び込んで左を入れたが単発。また両者見合いが増えてきた。出てきたサエウスキにカウンターを入れたハイン。しかしすぐサークリング。サエウスキ手が出ない。前に出たがハインに組み付かれる。クリンチからパンチを打ち込み離れるハイン。サエウスキが飛び込んでパンチを打つがかわされる。ホーン。
2Rもハインだが、全く倒す気が感じられない。足を使って逃げるハインに対しサエウスキも無策。北米だったら大ブーイングが起きている試合。
3R。強いパンチを入れて離れるハイン。サエウスキは追いかけるが捕まえられない。左ミドルからパンチを入れたハインだが、追撃に行かずにすぐフットワークを使って距離を取る。サエウスキ、ほとんど攻撃がヒットしない。ハインがパンチを入れて離れる展開が続く。残り1分を切っても仕留めに行かないハイン。下がってカウンター。ホーン。
3Rもハイン。会場はちょっとだけブーイングも飛んだがほぼ歓声。
三者フルマークでハイン勝利。前回自分がやられたことをやり返したわけではあるが、相手のレベルも大したことがなかったのに倒しに行かないのは不満。
ドイツ語でのアピールの後に「次の試合はさいたまスーパーアリーナ、頑張ります、押忍！」と日本語でコメント。日本で試合をしたいというアピールの模様。
