フェザー級。ランキング12位シヴァー vs. 15位川尻。
シヴァーはここ4試合は1勝2敗1NC。ノーコンテストは自らのドラッグテスト失格によるもので、セミ出場とはいえ安泰とはいえない戦績。ヨーロッパ開催のUFCの試合ではデビュー戦のみ敗れており、あとは7連勝中。
川尻は網膜剥離から1年2か月ぶりの復帰となる。敵地での試合はStrikeforceのメレンデス戦以来で、UFCでは初めて。
いきなりバックキックを放ち牽制する川尻。さらにアッパー。いずれも空振りだがその後の前蹴りがヒット。飛び込んでミドル。バックブロー。一転してシングルレッグに。片足でこらえたシヴァーはケージ際に移動。テイクダウンを狙った川尻だがシヴァーが耐えて離れた。飛び込んでの打撃を狙う川尻に対し、シヴァーがカウンターを狙っていく。左フックヒット。川尻またシングルレッグ。ケージに押し込んだがパンチで引き剥がしたシヴァー。シヴァーのバックキックがボディにヒット。川尻またシングル。ケージで耐えるシヴァー。ダブルに切り替える川尻だが、シヴァー耐えた。またシングル。しかし倒せず離れた。パンチからタックルに入る川尻。またシングルレッグ。片足で耐えているシヴァー。押し込んだ。最後にテイクダウンした川尻だが10秒ない。下から抱えてディフェンスするシヴァー。ホーン。
1Rはシヴァー。川尻、最後にようやくテイクダウンできたが、想像以上に倒すのが難しい。
2R。遠い間合いから飛び込んでパンチを打ち込む川尻。バックブロー。バックキックも打ったがヒットせず。タイミングよくタックルに入ったが切られた。シヴァーの蹴りをキャッチするがまた片足で凌がれる。ダブルに切り替えて倒した。背中を付けたシヴァーだが、尻で立とうとする。川尻は足を掬って寝かせた。肩固めを狙う川尻だがガードに戻された。一本超えてハーフに。残り1分。細かい肘を打つ川尻。マウント。肩パンチ。蹴ってガードに戻したシヴァーが蹴り離すが、すぐに上を取って立たせない川尻。ホーン。
2Rは川尻。テイクダウンまでは苦労したが、一度上になるとさすがの安定感。
3R。川尻のバックブローがヒット。シヴァーのローにタックルを合わせたが切られた。しかしまたケージまで押し込んでダブルに切り替えテイクダウン。シヴァーギロチン。浅い。外れた。押さえこんだ川尻だが、力で返して立ったシヴァー。スタンド。川尻が出て行きパンチを打ち込む。その後のタックルを切ってバックに回ったシヴァーだが川尻すぐ正対してまたタックル。シングルレッグ。こらえるシヴァー。テイクダウン。またギロチンだが外した。インサイドガード。残り1分。明確なポイントがほしい川尻。シヴァーはハイガード。肘を入れる川尻。時間がない。シヴァーも下からコツコツ殴る。タイムアップ。
判定三者29-28で川尻勝利！
敵地なので判定が怖かったが、3Rはほぼ有効打を許さず上をキープしての復活勝利。
