ディエゴ・ロペス 2.95
ジェアン・シウバ 1.42
ロブ・フォント 1.77
ダヴィッド・マルティネス 2.10
ハファ・ガルシア 3.05
ジャレッド・ゴードン 1.40
ケルヴィン・ガステラム 1.39
ダスティン・ストルツフス 3.10
サンティアゴ・ルナ 1.74
クアン・リー 2.14
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.91
ジエゴ・フェヘイラ 1.91
ホセ・アニエル・メリナ 3.70
ドゥシュコ・トドロヴィッチ 1.29
クラウディオ・プエレス 1.87
ジョアキン・シウヴァ 1.95
タティアナ・スアレス 1.22
アマンダ・レモス 4.50
ヘスス・アギラー 2.80
ルイス・グルレー 1.46
ザカリー・リース 1.42
セドリクエス・ドゥマス 2.95
アレサンドロ・コスタ 1.24
アルデン・コリア 4.20
モンツェ・レンドン 2.14
アリス・ペレイラ 1.74
ロドリゴ・セジナンド 2.64
ダニール・ドンチェンコ 1.51
3年連続となるメキシコ独立記念日大会=ノーチェUFC。初年度はPPVではなく、ファイトナイトイベントをTモバイルアリーナで開催、メインでシェフチェンコ vs. グラッソのタイトルマッチが組まれた。2年目は球体で内壁に世界最大のLEDスクリーンを備えた新会場・スフィアでの最初で最後となるという触れ込みでUFC306として開催。3年目となる今年は、メキシコのアレナ・グアダラハラでナンバーシリーズとして開催する予定だったが、アレナ・グアダラハラの建設の遅れのため、メキシコに隣接したテキサス州のサンアントニオでファイトナイトとしての開催に変更された。
メインはメキシコ在住ブラジル人ロペス vs. ブラジル在住ブラジル人シウバの対戦。
ロペスは2021年にDWCSに出場するも判定負け。ローカルイベントに出場したいたところ、2023年5月に当時ランキング10位でキャリア全勝のモフサル・イヴロイエフとの対戦が組まれていたブライス・ミッチェルが欠場し、急遽代役でUFCとの契約を果たした。当然ながら大幅アンダードッグだったが、パンチを効かせる、テイクダウンされてもガードからの仕掛けであわやという場面を作るなど健闘し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞。そこから3試合連続1Rフィニッシュ勝利で一気にランキングまで駆け上がっている。昨年9月のノーチェUFCでは、当時3位のブライアン・オルテガに勝利し、一気にトップランカーに。今年4月、王者イリア・トプリアがライト級に上げるために返上したベルトを争う決定戦に出場し、元王者のヴォルカノフスキーと対戦。2Rにパンチでダウンを奪うチャンスは掴んだものの、それ以外は劣勢なまま判定負けを喫している。
シウバは昨年のジム・オブ・ザ・イヤーを受賞したファイティング・ナーズ(FN)所属。フェザー・ライト・ウェルター・ミドルでUFC無敗のランカーを並べていたFNだが、今年に入り、4月にカルロス・プラテス、そして先週マウリシオ・ルフィとカイオ・ボハーリョの3人に土がついてしまい、未だUFC無敗なのはシウバのみに。UFCデビューから4連続KO勝利して、4月に初のランカー挑戦となるミッチェル戦が組まれると、ミッチェルのタックルを切って打撃を打ち込む展開から、最後はタックルに来たミッチェルをニンジャチョークに捕らえての一本勝ち。この試合で勝ってランキング入りしたばかりだが、現ランキング2位のロペスとの対戦が組まれている。
オッズはシウバが優勢。柔術+ボクシングのロペスに対し、シウバはテイクダウンを防いでムエタイの打撃で勝負するスタイル。前回のニンジャチョークでの勝利で(他に2つの一本勝ちがあるが、いずれもギロチンでの勝利)簡単にタックルを仕掛けるのも難しくなった。ロペスに勝機があるとしたら、テイクダウンを奪ってグラウンドで上を取れた場合か。
シウバ判定勝ちと予想。
前回女子ストロー級王座に挑戦したメキシコ系アメリカ人のタチアナ・スアレスとランキング4位アマンダ・レモスの対戦も組まれている。王者ジャン・ウェイリーがフライ級転向で王座を返上し、来月1位ジャンジロバと5位ダーンで王座決定戦が行われることが発表済みで、この勝者が次の挑戦者になる可能性が高い。しかしプレリムの第6試合という扱い。
同じ女子の試合では、女子選手として最年少UFCデビューとなる19歳のアリス・ペレイラの試合も組まれている(バンタム級)。DWCSを経ずにUFCと直接契約。現在6連勝中・4KO1一本勝ちで、1Rの勝利が4回ある。が、前戦の唯一判定となった試合以外は相手のレベルも不明で、映像も少なく、記録の水増しと思える試合も含まれている。直近の試合ではフィジカルの強さと打撃の勢いはあったものの、雑な部分もあり、打撃のディフェンスやテイクダウンされた場合の対処も不明。相手は柔術ベースでキャリアでのフィニッシュ勝利のないUFC1勝1敗のレンドン。まずはこの相手にどんな試合ができるかで、UFCでの現在位置を測ることができる。
第1試合開始は14日朝4時から。同日に、ズッファボクシングによるカネロ vs. クロフォードが開催されるため、バッティングしないように早めの開始となっている。
速報します。